高校生の塾選びについては、前回の記事で
「塾は合う・合わないで選ぶべき」
という話を書きました。
ただ、これは今だから言えることで、
実際にはその後、我が家もかなり試行錯誤をしています。
その中で一度やってしまったのが、
「科目を増やしすぎる」
という失敗でした。
塾は増やせば増やすほどいいわけではなく、
むしろバランスを崩すと逆効果になる
ということを実感しました。
高一直前は、英語などの主要科目を1科目だけ
様子見で始める予定でした。
ただ実際に体験してみると、
「わかりやすい」「通えそう」という手応えがあり、
結果的に科目を増やす流れになりました。
本人たちのやる気もあり、
「今のうちにやっておいた方がいいのでは」
という気持ちも強くなっていきました。
【問題発生】
しかし、高二になり科目数が増えるにつれて、
少しずつ負担が大きくなっていきました。
・通塾回数が増える
・移動時間が増える
・宿題や復習が追いつかない
結果として、
「やっているのに回らない」
という状態になっていきました。
【双子での違い】
ここで少し補足ですが、
我が家は双子で、同じように塾に通っていたものの、
実際の負担のかかり方は大きく違っていました。
■文系の子(ロッテ)
高2では、
・塾:英語・数学2B
・家庭教師:国語
という構成でした。
科目数としては多すぎるわけではありませんが、
塾+家庭教師という形になることで、
・時間の自由度が下がる
・学校課題との調整が難しくなる
という問題が出てきました。
そして3年になるので、世界史と地理もスタートさせなければならないが、この状態ではいっぱいでした。
■理系の子(ルイーゼ)
一方で理系の子は、高2の段階で
・数3C
・物理
・化学
を塾で受講していました。さらに高2の3学期には、
・英語
・数3C
・数2B
・物理
・化学
と、一気に5科目に増加。
「今やらないと間に合わない」という焦りもありましたが、
結果として完全にキャパオーバーになりました。
同じ家庭、同じ環境でも、負担のかかり方や
影響はそれぞれ違うと感じました。
【崩れたポイント】
この時期に共通して起きたのは、
・睡眠時間の減少
・自習時間の減少
・学校課題の後回し
でした。
体調を崩すことが多くなったり、疲れが取れずに塾を休むという事態も発生しました。
一見すると勉強量は増えているのに、本来一番重要な
「自分で理解する時間」
が削られていきました。
ここで初めて気づいたのは、塾は「勉強そのもの」ではなく
「勉強をサポートするもの」
だということです。
塾を増やしすぎると、
本来必要な自学の時間を奪ってしまいます。
その後、思い切ってバランスを見直しました。
高3以降は、理系の子は3科目
・英語(Aコース)
・理系数学(数3C・2B)
文系の子は2科目
・英語(Bコース)
・文系数学(2B)
ある程度安定している国語は家庭教師をやめて
塾は2科目に絞る形に変更。結果として、
・学習の密度が上がる
・自習時間が確保できる
・無理なく継続できる
という状態に戻すことができました。
また、塾で受講しない科目については、
それぞれ自学で進めるスケジュールを組み、
問題集や添削課題を使って補っています。
このあたりの具体的な進め方については、
別の記事で詳しくまとめる予定です。
【最終的な判断軸】
最終的に強く感じたのは、
うちの場合は科目数ではなく
「講師との相性」
が非常に大きいということです。
・説明がわかりやすい
・信頼できる
・この人についていきたいと思える
この感覚がある授業は、
多少負荷があっても継続できます。
塾は多ければいいわけではありません。
大事なのは
・自習時間とのバランス
・生活リズム
・本人の負担感
そして
・講師との相性
だと思います。
もし今、
「もっと増やした方がいいのでは」
と悩んでいるなら、一度立ち止まって、
今のバランスが崩れていないかを
確認してみてください。
塾を選ぶときは、
「どこがいいか」だけでなく、
・通塾回数
・負担感
・講師との相性
という視点で比較してみるのがおすすめです。
実際に複数の塾を見てみると、
同じ科目でもかなり違いがあることに気づきます。
無料で体験や資料請求ができるので、
いくつか比較してみると判断しやすくなります。
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